はじめに
ごきげんYO。
ピアノいっちょかみ芸人です。
ピアノ教室に通っています。
レッスンに行って帰ってきたので、その模様を遺しておきます。
ピアノレッスン 5回目
ハノンの1番
なんとメトロノーム100で弾く。
家の練習では85でギリギリだったため、カマしてくる師匠にビビるも、やってみたら意外といけた。
正直、グランドピアノの方が全然弾きやすいうえ、感触がエグ気持ちいい。
家の電子ピアノの方が鍵盤が重たい。
グランドをゲットしたくなるが、さすがに無理である。
前回の宿題であった、3度も弾く。
普通は両手とも「ド」から始めるが、左手をズラして「ラ」から始めるだけ。
スピードが出てくると、左手が雑になりやすい。
音階をずらせば左手の音も際立ち、ちゃんと引けているか確認可能となるシステム。
自分ではかなり脱力しているつもりだが、師匠から見るとまだ手首が硬く見えるらしい。
左手が特に。
ブルグミュラー2番 アラベスク
トラウマ曲、再び――
前回の課題であった、中盤の左手主体のメロディーが終わる箇所。
スラーが繋がっているので、音を切らずに次のパートへ移行するところを見ていただく。
晴れて合格をもぎ取り、ようやくこの曲とオサラバとなった。
ヨホホホホホ。
ブルグミュラー4番 小さなつどい
3度が連続しまくる鬼畜ステージ。
初見では、そもそも連続で重音を弾くのが難しすぎて、手首がガッチガチになった。
「5 3」「4 2」「3 1」とスムーズに指を動かすのが至難の業。
しかし、家で猛練習していたので、完璧ではないが一応合格ラインに達し、マルを賜った。
表現のアドバイスとしては、タイトルにある「子供たちの集会」というイメージを強く意識するよう言われた。
一番最初の重音の連打は、子供たちがわーっと集まってくるイメージらしい。
そして、中盤の重音が一段ずつ上がっていくフレーズは、子供がキャッキャと笑っているイメージ。
それを意識して弾くと、確かに音が軽く愉快な感じになった。
師匠が自分の楽譜を開いて見せてくれたが、余白が無いくらいびっしりとメモ書きがあった。
音大卒だけあり、すべての音に対するこだわりがバケモン級で、ガチで信頼できる。
ブルグミュラー5番 無邪気
一応さらっと予習しておいたので、前半だけついでに見てもらった。
「ペダルを踏むタイミングが早すぎて、前の音を拾って濁っている」と鬼の指摘が入った。
さらに、「可能なら、ペダルをゆっくり離して、徐々に上げるように」との指令が入った。
無理である。
両手を意識するだけで精一杯なのに、ペダルまでグラデーションをつけるなど、ジャグリングすぎる。
師匠曰く、ペダルを小刻みに揺らしてビブラートのようにしたり、足下のテクもたくさんあるらしい。
あと、「左手の和音を弾くときの手首が硬いから、もっと柔らかく、自然に上下させてしならせろ」との指摘も入った。
演奏を見てる側は、「指をチョロチョロ動かす」というワンアクションに見えるが、実際は複数のテクニックを同時進行する鬼のマルチタスクである。
長期戦さ――
ジブリ
曲を変えようか師匠と相談していたが、せっかくなので1曲仕上げてみることにした。
音を滑らかに繋げつつクレッシェンドするのが、まだ難しい。
どうしても、「ガン、ガン、ガン」と1音1音を切って弾いてしまい、乱暴なプレイとなる。
師匠曰く、「のりしろを作るイメージ」で、少し音を重ねながら繋げるのもイイらしい。
ブルグミュラーメインのため、こちらに割く時間はあまり取れないが、引き続きテクをぶち込んでいただく。
感想
ブルグミュラーがいいペースで進んでいます。
最近焦りはなくなり、気長に続けていく覚悟が決まりました。
7年後、化けます。