はじめに
どうもごきげんよう。
30でピアノはじめたやつです。
ブルクミュラーの4番「小さなつどい」を合格したので、解説していきます。
いきます。
曲のイメージ
タイトルから、子供たちだけで集まる集会をイメージしている。
ワクワク感のある明るい曲で、コソコソ集まる様子や、笑い声が漏れる様子が浮かぶ。
大人を除外し、キッズのみで行う催しほど楽しいものはないので、当然である。
大人の集まりでこのキャッキャ感が出ることは絶対にない。
出てくる音楽記号
Allegro non troppo(アレグロ・ノン・トロッポ)……速く、しかしあまり速すぎないように
sf(スフォルツァンド)……その音を特に強く
cresc.(クレッシェンド)……だんだん強く
my攻略法
三度が連続する、鬼畜アスレチックステージ。
最初は指がカチカチになって動かず、音もテンポもそろわず、地獄の仕上がりになることは必至。
指が慣れてきたら、力を抜いて手首を自然に上下させる。
「53」で手首を下ろし、「42」を弾きながら手首を少し持ち上げ、「31」で下ろして弾く。
三度は上の音が良く聞こえるように弾いた方がいいらしいので、右手を小指側に少し傾ける必要がある。
これはこの曲を弾くうえでの必須テクとなる。
冒頭の三度のスタッカートの部分は、子供たちがコソコソと集まってくるイメージで弾く。
メインパートの三度のスラーの部分は、活発に喋り合っているイメージ。
ここを滑らかに繋げて弾くのは鬼ムズいので、表記は無視して、ペダルでしっかりドーピングした。
「42」でスタッカートで上がる部分は、笑い声が漏れるイメージ。
ここがまた異常に難しいが、薬指側に少し傾けつつ、やや手首を固定して弾いた。
その次の、三度で左手から右手に徐々に上がっていくところは、全部ペダルを踏むとクソ濁るので、また表記を無視し、ノーペダルでいく。
ペダル表記に関しては、どうも当てにならん。
演奏動画
こちらは私の演奏動画となっております。
なんかまだ手首が硬いですが、しょうがありません。
小指の力加減をミスって音が割れている箇所も気になりますが、しょうがありません。
感想
和音を連続で弾く、という高等テクを鍛えられる神曲でした。
これをやって以降、三度の連続はかなりスムーズになったので、いい修行になりました。
やっぱり、単音のみでメロディーを弾くより、和音を絡めた方が華やかになるので、今後好きな曲を弾くうえで確実に活きてくると思われます。