はじめに
ガチでごきげんよう。
独学歴は11ヶ月、レッスン歴は2週間です。
ブルクミュラーの1番「素直な心」を合格したので、解説していきます。
参ります。
曲のイメージ
タイトルの通り、非常に清純派の曲である。
無邪気な好奇心に溢れた子供の心とも違う、俗世にまみれた大人の心とも違う――ある種人間味を感じないレベルの美しさが漂う。
なので、「秘境の妖精」をイメージすることにしている。
並外れたヒーリング効果を持ち、その効果はソロ森林浴に匹敵すると言われる。
元来ピュアなハートを持つ私との親和性も高く、すんなりと曲の世界に侵入できた。
ゲスい魂を浄化するには、もってこいの曲だと言える。
出てくる音楽記号
Allegro moderato(アレグロ・モデラート)……中くらいの速さで
dolce(ドルチェ)……柔らかく
cresc.(クレッシェンド)……だんだん強く
sf(スフォルツァンド)……その音を特に強く
dolce e poco riten.(ドルチェ・エ・ポコ・リテヌート)……柔らかく、そして少し遅く
a tempo(ア・テンポ)……元の速さで
dim. e poco riten.(ディミヌエンド・エ・ポコ・リテヌート)……だんだん弱く、そして少し遅く
my攻略法
滑らかに、音と音をシームレスに繋ぐテクが要求される。
最初の「ソ」を弾いたら、力を抜いた手首をそーっと持ち上げつつ、「ミレド」は自然な指の落下でやや弱めに弾くと、いい感じにフレーズとして聞こえる。
手首も前腕も力を抜いてフニャフニャにし、「うらめしや」の形でふわっと鍵盤に乗せる。
その状態で上腕や肩甲骨あたりから動かすと、指が自然な力の流れで鍵盤を歩き出す感覚があり、それを意識した。
cresc.(クレッシェンド)や、sf(スフォルツァンド)など強めの音が必要な時があるが、鍵盤をバン!と叩きつけると、オラついた音が出てしまう。
指を鍵盤に乗せてから沈めるように弾き、「デカいのにポーン」と響く絶妙な音を取り出せたら最高。
あと、長いこと音を繋げて弾くとはいえ、ずっと繋がりっぱなしだと息苦しい。
そのため、スラーの切れ目は鍵盤から指を離し、ブレス(息継ぎ)を入れることを心がけた。
演奏動画
こちらは私の演奏動画となっております。
抑揚をつけてるつもりでしたが、実際に聞くとそうでもないので、思ってるより大げさなくらいがちょうどいいのかもしれません。
感想
音を滑らかにつなぎ、歌うように弾く重要性を教わりました。
難易度も絶妙で、1stステージにふさわしい神曲でした。
ブルグミュラーの兄貴に感謝。