はじめに
めちゃごきげんよう。
30でピアノを始めし者です。
ピアノ教室に通っています。
レッスンに行って帰ってきたので、その模様を記しておきます。
ピアノレッスン 4回目
ハノンの1番
メトロノームを80で弾く。
先週はかなり早いと感じたが、練習しているうちにそこそこ弾けるようになっておった。
師匠の課題の難易度が絶妙なラインであった。
「まだ余裕があるので、80から少しづつ速度を上げ、ギリギリつまずかずに弾けるところで練習してください」と言われる。
あと、変奏9と10で弾いた。
ブルグミュラー2番 アラベスク
練習で手を負傷に追い込まれたトラウマ曲を弾く。
手の安静のため練習を控えていたので、自信は微妙であった。
一応、youtubeで見つけた「黒鍵だけを使う、クソ地味な指の独立トレーニング」を練習メニューに組み込んでいた。
しかし、グランドピアノだと妙に調子が良く、自分の中の80点プレイをひねり出し、とりあえず合格を賜った。
電子ピアノよりグランドピアノの方が、手へのショックも少なく、異常に心地よく感じる。
その後、細かいアドバイスをもらう。
中間の左手が早い部分のパートから、元の右手の5連に戻る連結部分の指摘。
右手は指を離してブレスを入れつつ、左手はスラーで繋がっているので、「左手は切らずに繋げろ」と言われる。
それを意識してもう一度弾くと、これまで苦もなく弾けていた指使いが急に分からなくなり、謎のフリーズ。
意識の矛先を変えると、いつも普通にやっていたことが急におろそかになるという、マルチタスクの闇にハマることとなった。
師匠の「あれ?」で合格取り消しになり、その部分だけ再び課題となった。
えのっぴドゥ――
ブルグミュラー3番 牧歌(パストラル)
スピード曲のアラベスクの練習を控えていたとき、ゆっくりしたコッチの曲を練習していたため、ついでに見てもらう。
一応通しで全部弾いた。
ペダルのタイミングが悪く、濁っているとツッコまれる。
楽譜に書いてあるペダル記号が分かりづらく、タイミングを計りかねていたが、師匠に「ペダルは楽譜通りにやらなくてもよい。そもそも分かりづらく書かれている、直せばいいのに」と言われる。
その後、全部ペダルを繋げて弾いたら、良い感じに弾けて、一発合格を賜る。
ニキョキョキョキョキョ。
あと、中間地点の曲調が変わる場所は、「天気が怪しくなってきたようなイメージで」と言われる。
楽譜はあくまで最低限のことだけ書いており、書かれてない部分も想像で+αしていかねばならぬ。
行間を読んで、その曲の呼吸や語り口を自分なりに感じ取るという、これが「譜読み」と言うやつらしい。
ブルグミュラー兄やんとLINEのやり取りをしている気分さ――
師匠曰く――
「ペダルは楽譜を遵守する必要はねェ。というか分かりづらい、実際は別のとこで踏んでる」
ジブリ
あんま練習せず、目立った進歩無し。
感想
ブルグミュラーがクソ楽しいです。
「乗り越えるべき壁」感が強く、これを1冊終わらせたら、確実にレベルアップできそうでワクワクしています。